complete linkage
書き出し(「リンクはトップページに」病と過去の思い出)
最近はてな(はてブ?*1)界隈で「無断リンク禁止」「リンクはトップページに」というネタが盛り上がっているようですが(そして今日のタイトルはそこからの連想ですが)、実は自分も3年ほど前まで、後者の「リンクはトップページ」病にかかっていました。
- なにせ初めてホームページ*2という奴を作ったのが99年の今頃で、それ以来はてなで日記を始めるまでの5年間、ずっと「ホームページの1コーナーである日記」を更新してた人だったりするので。*3
- 自分の場合、ブロガーの方とやり取りする過程(2年半くらい前)で「ブログ文化*4」を学んだような気が。
- ええ、最初はちゃんとブログのトップページをリンクしましたよ(爆)
- そして自分の行動がどうやら浮いているらしいことに気がつく。
- ええ、最初はちゃんとブログのトップページをリンクしましたよ(爆)
- ブロガーの方とやり取りして分かったこと:『相手とやり取り→相手の主張を引用して議論する必要性→当該ページ、当該記事に直接リンクしないと効率が悪い』
- それまでも自分の日記を書くために他ページの引用はしていたはずなんですが、そこまで相手と密にやり取りすることがなく、リンクはトップページ+ページにたどり着くための説明+自分の日記で大体の概要を説明してしまえば済むレベルだった…と推測。
- 単に自分が一方的に感想を述べているだけだった、とも。
まあ、(上の話はリンク先をどこにするかの話ですが、今度はこちらがリンクされる側に立ったとして)トップページはWebsiteを作る人にとっては自然と一番力が入るところ*5なので、スルーされると悲しいってのはよくわかるんですが、やっぱり読む側からしたらだるいことこの上ないのも分かるかなあ、と。
- ちなみにホームページ管理につきものな「望まない人が来た(悪意をもってURLを紹介された)→半狂乱でアクセス解析設置、ログ凝視」という流れも経験済みですが、やっぱり一時的なものだったかな、と。
- 某掲示板にもURLを書かれたことがあるみたいですが、如何せんその頃には自分のところに掲示板が無かった+書かれたのもまともなスレだったようので、荒れもせず。
意見を言っているのか自分の経験を語っているのか中途半端になりましたが(前半が意見で後半が思い出話?)、何と言うか、周りをよく見てひとまず落ち着くのが一番いいんじゃないですかねえ>tinycafeの中の人
- 多くの人に自分を見て欲しい!という欲求と、見てもらう人は自分の思い通りに行動して欲しい!という欲求が微妙にぶつかっているのだよなあ、とか思ってみる。多くの人に見てもらおうとすればするほど、そのコントロールは難しくなるってのを忘れない方がいいかと。
- はいはい見てもらうのを諦めた人がここに(ry*9
にしても、
http://d.hatena.ne.jp/rynoath/20061020/1161276137
にある
ですが、それをいきなり否定したり、理詰めで説得させようとするのではなく、まずは、もっと「彼女をよく知ること」からはじめるべきじゃないかと思うんです。
きっと、信頼し合える人たちだ、はてなユーザーはクラッカーや荒らしを目的としてないという安心感*2と、ネットに対する理解が深まれば、誰かが言わずともきっといつか彼女の側から、そっと「トップページ以外リンク禁止」という文面を消し去る日が来るのではないかと・・・そう思うんです。
チャットのログも見ましたが、tinycafeの人はなんだかんだ言ってもちゃんと相手の話が聞けてそれに対する反応も出来る方みたいなので、よく知ろうという試み(そして対話)もうまくいきそうな感じがします(素直な感想)。
- やっぱり反応がない/相手の話が聞けない人だと、対話に持ち込むのは厳しい(これもまた、素直な感想)
追記
http://onlookerbeta.seesaa.net/article/25820164.html
Yokoさんへ
TOPページ以外のアクセス解析を撤去してしまうのはいかがでしょうか?
知らぬが仏という言葉がありますが、無断でリンクされているのを見張っていてもインターネットを楽しめないのではないでしょうか?
各ページにどのくらいの人が来ているのかを知りたいならアクセスカウンターで十分ですよ。
これは、大いに「あり」だと思います。
上の文章を書いているときはやや冗長になるかと思い、書きませんでしたが、実は自分もそういう対処をしました、はい(爆)
- 上に書いた「半狂乱」状態の際、最初はトップページにだけアクセス解析をつけていたんですが、だんだん不安になって日記を含む全てのページにアクセス解析をつけようと考えたことがあったり。
- しかし、こちらが(読み手をさほど気にせず)自由に書く権利を確保している*10のに、読み手が(書き手に監視されずに)自由に見る権利を保障しないのはどうだろう、と思い、結局つけずじまいのまま。
- 「誰が読んでいるのか完全に掌握したいけれど、それをやってしまったら確実に泥沼にはまる/半狂乱では済まなくなる」という危機感も。
あと、この日記にも一応アクセス解析がついていますが、もう半年近く(いや3ヶ月だったか…もしかすると1年くらい?)ログを見ていません(爆)
- 「誰が来たか、誰が読んだかなんて気にしても仕方ないし、気にするのが面倒ではあるし、気にしても「だからどうした」状態とも言えます。読んだ方の内側に何かが残って、もしそれが押さえられないものならこちらにも飛んでくるでしょうし、何も残らないor押さえられるようなものならそれはそれで」(半狂乱状態から1年後、ブロガーの方と接触する直前の日記より抜粋)
重要な追記(そういえば書いてなかったので書いてみる):
このはてなダイアリーはリンクフリーです。
いわゆるブログの作法に則り、ページ単体にリンクすることを推奨します。
むしろ、個別の記事について言及する場合にはなるべくトップページにリンクを張らないでください。
ただ、未だにトラックバックの作法はよく分からないので適当にお願いします(謎)
さらなる追記
上の問題に関して、とてもいい(と自分には思える)考察が出ています。
http://d.hatena.ne.jp/wakakumo/20061020
- tinycafeの方の話題もさることながら、日記観やSNS観に共感できる所があるなあ、と思ってみる。
- 適当にプロフィールを辿っていったところ、どうやら普段自分と同じ敷地内で活動している人だったみたいです(世間は狭い/突然見慣れた記号が出るとびっくりしますよ、いやはや)
というわけで(ry
*1:慣れない略語で自信がない
*2:今ならWebsiteと書くが、当時の言葉を使って敢えてこう書く
*3:今も1年に1〜2度のペースで更新はしてます(いやはや)
*4:記事単位で読むとか、トラックバックの仕組みとか、「ホームページ」にはない色々
*5:ついついメニューだけなど、ページの中に文字を詰め込まない分、デザインに凝ってしまうからでしょうか(笑)
*6:この時点で荒らしフリー?に
*7:この時点でインターネットの袋小路に(爆)
*8:そして更新もされず荒らしもされずそもそも全く見もされないきれいなホームページの出来上がり(謎)
*10:このとき、ホームページには掲示板もリンク集も無かったので。メルアドは晒してましたが。
*11:だとすると、掲示板もリンク集も無いサイトに数年間引きこもっていた自分がmixiに馴染めないのは当然ですね…orz