はてなダイアリーでは「へぴゅーNT/というわけで(ry」だった何か。
まとまった文章が中心。日々の短文はmb(ryにあります。

unconscious

ここ数週間のうちに頭の中を過ぎったことなどを忘れないうちに。


1.
たとえば、新しい服を買って、着たときの高揚感があったとして、
真っ先に「なぜこの行為で高揚感を覚えるのか」という疑問を覚えるとともに、
その答えを探すための一連の思考を、
得られた高揚感でもって動かしている節があることに今更思い当たる。

  • その後、似た高揚感を過去の経験から探したり、それらをクラスタリングしたり、頭の中での一定の手続きが同じような高揚感を与えたりしないか模索する。
  • 高揚感を得られる訳を十分把握しておかないと、同じ高揚感を得るために同じ行為を繰り返さないといけない+それがとても非効率的な気がするのは、多分そんなに奇妙じゃないと思いたい。
    • 自分自身が感じたり考えたりすることそのものに対して、十分考えて概要を把握しないといけない(自分がどう感じたかをよく考えて理解しないと、そもそも何を感じたか認識できない)あたりが、そもそも自分の頭が効率的でない証拠だとも思う。でもそればっかりは仕方ない。


2.
適性や能力といったものと、興味や関心や信念といったものの、
どちらが最後により優先されるのかについて、
特に適性と信念が食い違っている自分のような人間に起こるあれこれについて、
とある方に強く突っ込まれたのだけれども、
直感的にかなりクリティカルなところを突いてきている予感がしたのと、
自分の中で矛盾のまま放置していた辺りだったこともあって、
すぐには答えられず、その場では誤魔化してしまった上に、
とにかく何か返答をするので精一杯で、
そもそも何を言われたかすら、実は正確には捕捉できていないので、
記憶から相手の台詞を全部起こして、今のうちに答えを持っておかないと、
後々厄介なことになる気がする。

  • と、うっかり全体を一文で書いてしまうくらい、この話題は頭の中でまとまっていない。


3.
複数の異なる側面からものを見ようと思っても、最後に力点を置けるのは一つだけ。
しかも、本当に異なる側面から見れるようになろうと思ったら、
一回持っている視界を全部捨てないと、無理じゃないだろうか、
なんてことを言ってみた。

  • 全部捨てて、一からやり直して、ゆるゆると既存の側面との接点を探し続ける。
  • そうこうするうちに、矛盾する信念の不安定な同居の出来上がり。
    • 最後に力点を置ける側面が多分一番強い信念(かもしれない)


4.
誰が見ているかを意識したら何も書けなくなる。

  • これは、「『というわけで(ry』の人ですね」の言葉に「いや違います」と反射的に答えそうになる理由の一つかもしれない。
  • 何かを主張するなり、他人に意見するブログ=街頭演説/討論や、出来事の記載・感想のメモ=自分用の備忘録的プチ掲示板ならまだしも、いま自分のやっていることは人通りのそこそこある通りに座り込んで、人に背を向けて壁に理解不能な独り言を書きつけたり、突然通りに向かって大声でわめいたりするのと大して変わらない。
  • 誰が後ろに張り付いているか、誰が目をとめるか、誰が自分に言葉をかけるか、そういったものを気にした時点でこういう形態の書き物は続けられないし、続かない。
    • そういう意味で、クローズドな日記が好まれるのも分からないではない。対象がわかっていた方が書くネタも限定しやすく、反響もコントロールしやすい。
  • いまひとしきり考えたものの、自分でもなぜこの形態で書いているのか実は分からない。しかし最初にWebで日記をつけ始めた学部1年の時点での理由は非常に明快で、「時々会う複数の友人に近況+今考えていることを逐一説明するのが面倒だから」。今でも若干その用途での利用法はある気もしなくもない*1
    • かといって、日記をつけ始めた頃はその特定の友人たちに向けて書いていたかというと全くそんなことないのが謎。記述の抽象度は年を経るごとにどんどん上がってきているものの、当時からジェネラル近況報告+独り言路線まっしぐら。もはや純粋に気質の問題か。


5.
人の話を聞くだけ聞いて、これっぽっちも食い下がらない、
「優秀」のラベルを貼られて現れたはずの質問者を嘆くとき、
食い下がってもらえない発言者の、発言そのものの方は
意外と忘れられているかもしれない。

  • 今日聞いた話を思い返して。
  • 食い下がり方を学んでいないのか、食い下がるだけの知力か気力がないか、食い下がるだけの中身がないか、食い下がるまでもなく知っているのか、そもそも食い下がることが前提なのか。一部は自戒も込めて。
    • 成績が良くても無駄話に反応しない人がいて、またその逆もいて、というだけの気もしてきた。そもそも無駄話の種類にもよるし。


というわけで(ry

*1:人と会ってもあまり近況を話さないので(最近何があったかちゃんと把握した上で、会話用に再構成するのにものすごい労力と時間がかかるため)