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「様々な創造を試み」てみるテスト

今日は前々から(自分のみならず、他の方々からも指摘のあった)ネタとして、かなり長いことあたためていたこの文章でやさぐれてみようと思います。

http://www.gakumu.titech.ac.jp/nyusi/admission.html

創(つく)り拓(ひら)く理系人(りけいびと)たれ

  入学希望者へ
遠く宇宙の果てへの探究から微細なナノ・スケールでの造形まで。あるいは抽象思考の極北を旅する純粋数学の凛とした美しさから、フラスコにひそやかに息づく生命の温もりまで。およそ「自然」なるもののすべてを相手どる理系分野の学問は、とてつもない広がりを有します。かつ、その卓越した発想や技法は今や文系分野の学問にも浸透し、新たな地平を切り拓きつつあります。


イントロからすでに突っ込みどころ満載(まるで文系分野には卓越した発想も技法もなく、広がりもないかのような書き方)ですが、我々生命理工な人種が最も引っかかったのは後半部分のここだったりします。

その本学が入学者に期待する資質は、ただの二つです。

1.理系であることに自信を持っていること。
2.理系であることに誇りを持っていること。

得意な分野は数学でも物理でも化学でも、あるいはこれらを応用して、さまざまな創造を試みる工学的な諸分野のどれかでも構いません。とことん好きで、これなら負けないと自信を持てる足場をしっかり自らの内に築いておいていただきたい、というのが一つめの希望です。


フラスコに息づく温もりこと、生物の立場はどうなったんですかね?
(注:入試科目に生物を選べないため、ここでは生物はスルーせざるを得ないのか?
それにしても、イントロは科学(自然科学)よりなのに、ここで何故か突然工学という言葉が出てくる辺りも不自然。)


また、その後の

そして、理系科目が好きであるのと同様に、理系である自分自身をも好きでいていただきたい、というのが二つめの希望です。果てしない広がりを持つ自然科学という学問を選んだ自分の選択に誇りを持ち、掲げるに足る目標を見つけ出して敢然と登攀して下さい。


自然科学は広がりがキーワードみたいです(そしてここでは工学は自然科学に吸収された模様)。全体として果てしなく広がっていても所詮受験するときは1から7のどれかしか選べない上に、各分野の垣根もそこそこ高いわけですがね。もっと言うと自然科学は1と7の半分でしかやってない訳ですが。


最後に

荒れ地に種を蒔く開拓者たる勇気を 。東京工業大学は、たくましく挑戦的な理系精神を強く求めます。


開拓者というより、尊い犠牲とか、人柱とか、社会不適応とか形容した方が結構ぴったりくる現状を何とかしてください(誰に言うでもなく)。


個人的なまとめ:
・何度も読んだらだんだん日本語が妙に不自然な気がしてきた(様々な創造を試みる、等)。だが、その不自然さに大学の個性を見た(適当)
・何故か理学系に偏った書き方。基本的に1類AO入試用?


というわけで(ry