はてなダイアリーでは「へぴゅーNT/というわけで(ry」だった何か。
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PNE

蛋白質核酸酵素」休刊

生物系の有名な専門雑誌に、共立出版が出している「蛋白質核酸酵素(PNE)」というのがあるのですが、どうもこれがあと2号で(2010年1月号をもって)休刊になるらしいです。今知りました。

  • 本家:エラー。まだお知らせ出てない模様。
  • 以前、生化学若手関係の方からPNEの売り上げが思わしくないという話は聞いたことがあるのですが、ついに休刊ですか…。
    • 1956年創刊だったそうです。五十数年の歴史に幕。
  • あとバイオ系のこの手の雑誌といえば「実験医学」くらいしか思いつかない…。でも対象がちょっと違うんだよなあ…。
    • なんていうか、こう、無いとものすごく困るわけではないけれど、分野外のネタをすばやく頭に入れたいときとか、必要なくてもちょっと眺めるのには最適なのですよね>日本語レビュー誌。学会誌と違って全編カラーで見てるだけでも楽しいし。

追記:
はてなブックマークでこんなこと言ってすみませんでした。ごめんよPNE。よく考えたらバイオ系のデフォルト文献データベースであるPubMedに、和文レビュー誌のPNEが載ってるってすごいことだ。

mbr ネタ Lancetに増田の属性がにじみ出てる/確かにPubMedで検索してて雑誌名に"Tanpakushitu Kakusan Koso"が出てくると一抹の脱力感(?)を覚えなくもない。 2008/11/29

http://b.hatena.ne.jp/mbr/20081129#bookmark-10797923

上では脱力感とか書いてはいますが、「ああ日本語なのかよかったこれなら図書館で借りてささっと読めばいいや」ってな安心感もあったことは否めません。なにはともあれグッバイフォーエバーPNE!


追記2:
上を書いたのが15時半くらいだったのですが、この追記を書き足すまでのたった1時間半の間に3回も「蛋白質核酸酵素 休刊」でググられ&飛んでこられています。さすがPNE。
逆にこっちも検索したらサイコムの榎木さんのTweetが引っ掛かったので掲載。金曜に決定→月曜にお達し、という流れなのかしらん(自分が見たのは出版社からのお知らせFAXらしきもののコピーらしきもの)。
榎木英介・病理医・博士(医学) on Twitter: "蛋白質核酸酵素が一月号で休刊決定(゚Д゚)"


他にもこのネタで書いているはてダを見つけたので掲載。たしかに和文解説記事をどれだけ読むかって言われるとその通りなんですけどね。でも研究室のゼミの題材とか、院生用の教材としては優秀だと思うのですけども。うーむ。

まあ、まだバイオ系の雑誌はあと2冊残っています(『実験医学』と『細胞工学』)。

『蛋白質核酸酵素』が1月号で休刊 - 八代嘉美の「べ、べつに読んでほしいわけじゃないんだからねっ!」

細胞工学!そういえばありましたね…忘れてました…。

  • ただ、勝手に思ってるのは、「実験医学」「細胞工学」には分子生物学とか細胞生物学よりのイメージがあるのですよね。もうちょっとミクロな、生化学とかタンパク質科学とか生物物理学よりの和文レビュー誌となるとPNEってな住み分けがあったようななかったような。本屋でちゃらっと表紙眺めたり立ち読みしたりする程度なんでよく知らないんですが>上の2誌。そのイメージって雑誌名そのまんまじゃないのと言われるとあれですが。あうあう。


追記3:
出版社からのFAXらしき文面の「ここ3年余りの急激な販売部数の落ち込み」ってのが微妙に気になってます。この3年間にいったい何が。


というわけで(ry