はてなダイアリーでは「へぴゅーNT/というわけで(ry」だった何か。
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screening

今日は毎月恒例の名古屋生命若手の集い(適度に略)にて、二人の方に講演頂いたわけですが…

  • 一つは非常に研究分野が近く、関連文献にも触れたことがあって予備知識も十分、結果の図もほぼ見慣れたものばかりの、物理系のシミュレーション。
  • もう一つは分野としてはかけ離れているけど、話は大体分かるし工学的な面白さも実験結果のデータもすっと呑み込める、農学系のタンパク質工学。

前者の方が理解度も有益さ(自分の研究にとっての)も上だけれど、後者につい身を乗り出してしまったのは、普段見ないものを見たからだけではないように思える。

  • 一言で言うと「和む」(もちろん良い意味で)。自分が生物上がりだと強く自覚させられる。
  • この、実験結果が頭に飛び込んでくる感覚は、やっぱり生化学・分子生物学に特有なものがある。
    • いわゆるバイオインフォとかシミュレーションの研究で、そういう感覚を覚えたことはほとんどない。B4の時から、論文紹介などでものの見方を少しずつ意識して身につけた感がある。そうして身につけた感覚を「使おう」と思わなければ、データはいつまで経っても理解できない。これが結果の提示法*1の違いに起因するのか、それとも自分の頭の問題なのか、はたまた自分の受けた学部教育の賜物なのかは判然としない。
    • それにしても薄層クロマトグラフィーとかHPLCとか久しぶりに見た。久しぶりすぎて感動してテンション上がりすぎた(自重しろ>自分)。学部の頃クロマトグラフィーと名のつくものはなんでもむやみやたらと興味があった(理由は全く不明)名残か。


というわけで(ry

*1:実験なりシミュレーションなりで得られたものがどういった形をとるか/どういった形で見せるか