小康状態
今日はまず、前々から触れたかったこの話題(記事)についてメモ書き程度*1にいくつか。
柳田充弘の休憩時間 - 分子生物学のもつ浅薄さ及び中心ドグマ
- 「分子生物学者のおおくは動物や植物の名前も知らないし、子供の頃に生き物と特に親しく接したわけでもなければ…」に妙に納得する。
- 『分子生物学のもっていた「浅薄さ」はバイオインフォーマティックスに継承されていくと「期待」している』の辺りに思わずにやりとする*2
- 確かに(本人たちが望む望まないに関わらず)最終的には「決め付け」を繰り返す形になっている*3あたり、分子生物学と似た空気がある。しかし、分子生物学が成功する鍵となった「ドグマ」をバイオインフォマティクスが持っているのかと言われると疑問。
- 生物学の複雑さを無視して決め付けに走ったのが分子生物学で、そんな分子生物学が研究の進展とともに抱え込むことになった複雑さを無視したのがバイオインフォマティクスか?*4
- 追記:はてなのキーワードによる解説を見ても分かるとおり、バイオインフォマティクスは「ツール」であるという認識がまだまかり通っている以上、『継承されていくと「期待」しているのですが、まだまだのようです。』となるのは当然かもしれない。また、バイオインフォマティクスという言葉の指す分野が曖昧なのも問題。
というわけで(ry