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coagulate

今日はなんとなくここ数週間くらい浮かんでは消え浮かんでは消え…なことについてちゃっちゃっと書いてみます。

ぼやぼやっと考えてみる/インターネットは広大だ(1)

某つぶやき系サービスを2か月使ってみての率直な感想。
そのまま、タイトルの通り。
ここで言う広大は単純に「いっぱいページがあるよ」「いっぱい情報があるよ」とかではなくて、「いっぱい人がいるよ」という感じ。

  • この「人」というのをもっと正確に説明しようと試みたものの、うまく書けないのでひとまず置いておくことにする*1。一言でいえば「互いに大して知らないけれど、こちらが干渉できる&相手もこちらに干渉できる」人の集団。干渉と書くとなんだか悪いことのようだけど、ここではあくまで声をかけるくらいの意味。
  • リアルでの知人とか、共通の趣味があるとか、同じところに住んでいるとか、現在もしくは過去の境遇が似てるとか、目標を共有しているとか、そういうものの外側にいる「何も共通点ないけど、言ってる事にはうなづけるorなんとなくおもしろいと思うorあまりに共通点がなさすぎて逆に新鮮だと感じる」人が、互いに同じポジション、干渉可能な状態にあるってのがいやはやなんともはや。
    • クローズドなSNSでの日記にせよオープンなネット上の日記にせよ、その日記にたどりつくには往々にして何かの共通点(キーワード)が必要だろうし、ある日記を継続して読みつづけるにしても、そこには日記を書く側と読む側という構図がある。ここもそう。ところがつぶやき系のサービスにはそれがない。
  • また、長いことインターネットというのは「何がしかの共通点がある個人」を、時間・空間的制約なしに結び付けることができるものだと思っていた*2ので、全然関係ない人をごちゃっと一つの場所に突っ込んで適当に混ぜておくつぶやき系のサービスに対しては、改めて「いっぱい人がいる」「インターネットは広大だ」と感じずにはいられない。
    • 逆に、こういうサービスで「共通点をもとに固まる(not 同じ話題で盛り上がる)」のはちょっともったいない気もした。

結局のところ、むかし、いわゆるテキストサイト*3からブログ界隈を眺めた時の「フラット感」を、今度はつぶやき系のサービスに対して感じている、のかもしれない。

ぼけぼけっと考えてみる/インターネットは広大だ(2)

上の話と関係するようなしないようなもう一つの「インターネットは広大だ」について。
上で日記とつぶやき系サービスの違いについて触れたけれど、結局のところどっちもネットに乗っている以上「だれかは見ている」わけで、それを忘れるとおかしなことになると勝手に思ってみた。

  • 気楽さとか読者の層とかアクセスのし易さとかが違うだけで、究極的には「予期せぬだれかが見ている」ことに変わりはないというか。
  • あとは文字として「記録される」ことも忘れないでおきたい。この特性はチャットやメールでも同じ。

自分のためのメモにせよ、日常のたわいない出来事の記録にせよ、心境の吐露にせよ、ネットに載せる以上は知らない誰かが見ていて、一度載せたら二度と消すことはできない*4ことを思うと、「本当にネット上で書けること、書くべきこと」はほとんどない、かもしれない。

  • これは匿名・実名関係ないと個人的には思う。匿名でも同じ場所で長く書いていれば少しずつ実名への「手がかり」が積もっていく&どういう人間であるかが明らかになっていくので。これについては、自分がずっと半匿名・半実名*5だからそう思うのかもしれないけども。
  • じゃあなんで自分はここに書くのか、という問いになるわけだけども。少し思ったのは、誰かが見ていると意識することで考えがまとまることと、逆説的に「何を言いたくないか」がはっきりするから、かもしれない。
    • 何を言いたくないか=(1)自分が何を重要視していないか、(2)自分が何を知られたくないか。(1)はともかく(大体自分でも予想できているので今更どうでもいい)、(2)を知るのにわざわざ一度表に出そうと試みるのは非効率な気がしなくもない。

おまけ

まあ上のようなことを考えていたこともあって、先日の出張先でのあれこれをここに書くのは控えるわけです。

  • 書こうと思えばいくらでも書けるけども&今までは書いていたわけだけども。
  • でもあれだ、ひとつ忘れそうだから&ネット上での日記に関することだから付け足しで書いておくけども、人から日記を「つまらない」って断言される*6のは怖いですね。まあ自分のじゃないんですけど&何を面白いと思うかは人それぞれなんで、なんとも言えないんですけど(なんとなく状況を思い出して途中から丁寧語になってみる^^;)。
    • まあ確かに自分もその日記をおもしろいと思ったことはないんですが…(ただし、自分は日記の好き嫌いに非常にはっきりした基準*7があるので、それに乗っかってないだけ)。でもあれです、理由とか基準なしに一発つまんない出されるとあうあうあーってなりますね。っていうかあの時理由を聞くべきだった(何という今更)。
  • ああそうだあと別の人から「タイトルは日本語にしようよ」とか言われたことも思い出したので、ついでにメモ。これはメモするだけでやりませんが。
    • 実はタイトルを決めるのが日記の一番の楽しみかつ難所ですが何か。中身書けてもタイトル決められなくて更新できなかったり、タイトルにあう内容が書けなくて更新できなかったりしますよ本当。しかも、内容が想像できそうなわかりやすいタイトルとか絶対つけませんよいやはや。


というわけで(ry

*1:こう書くとなぜかそのあと何とか説明をひねり出せることが多い。今回も実はそう。

*2:もちろんもっと一方的な、必要な情報を検索する等の用途もあるけれど

*3:ウェブリングや個人のリンクページでつながるのが精一杯

*4:もちろん原本を消すことはできるけれど、だれかが何がしかの形でコピーを残している可能性、それが再びばらまかれる可能性はゼロには決してならない

*5:実名から数クリックでここにたどりつける&この日記に書かれていることを全部かき集めて、Googleを駆使すれば実名を引き当てるのは難しくない状態

*6:先日の「何が起きてるかわからないからつまらない」の指摘とは別の話

*7:考えや感想がクリアかつできる限り正確に記されているかどうかがすべて。できれば記載は長ければ長いほどよい。事実はおまけみたいなものでぶっちゃけどうでもいい