「2日前の水曜日」

『2日前の水曜日』

突然ですが、今年は自分が大学に入学した年である2000年と日付と曜日の対応が同じ年です。
お蔭で、時々学部1年のときの出来事をイベントと曜日の対応から思い出す機会があります。
（そんなに多くはないですが。たとえば入学式（4月6日木曜日）など）
学部1年の頃に起こったいくつかのイベントとその曜日のうち、特に創立記念日（5月26日金曜日）と、その2日前の水曜日は個人的に強烈な印象と共に刻まれている対応だったりします。
イベントとしては一つですが、それに絡んだ様々な思い出が印象をより鮮烈なものにしている、そんな日です。

当然、2001年にも、2002年にも、もちろん2003年でも2004年でも2005年にだって5月26日は来ていて、その2日前も当然、26日の2日前として巡ってきたはずなのですが
例年、全くといっていいほど思い出さず、
いや、26日は創立記念日だから大学にいる限り授業や何やらで必然的に意識せざるを得ないのですけども
その2日前を、すっと通り過ぎてしまう。
気が付くと26日になっている。

「5月26日の2日前の水曜日」の出来事を忘れたわけではない。
しかし、日付は26日の2日前としてしか、どうしても記憶されず、
その日の、日付を見ても、どうしても思い出せない。

しかし今年は。

今週末は5月26日金曜日創立記念日（授業休講）。
今日は、26日の2日前の水曜日。

あの時も、今日のように慌てていました。
理由は全く違いますが。

6年後の2日前の水曜日にも、まだこうして大学にいるとは、
こんな書類を書き上げているとは、
想像だにしなかった
しかしあの頃と考えていることは、あまり変わっていないような気もし。
むしろ一周して戻ってきたかのような、曜日の如く。

そんなことを思いながら、豪雨の中を走りぬけた
2006年5月26日金曜日の2日前の水曜日。

というわけで（ｒｙ