free from affectation
割と最近思うこと(の断片)
一部の熱狂的科学ファンの方に尋ねてみたい。
「…科学ってそんなに面白いものですかね?」
…目の前のぐだぐだから自分を引き剥がして、目くるめく論理と真理と錯覚の不思議ワールドにご招待と決め込むにはいいけども、それ自体が目を離せなくなるほど面白いものではないような気がする…。
- そんなに面白かったらもっと昔から理学系やってますよ、ええ。
- またの名を「論理パズルを解く感覚」。
- 題材そのものよりは、そこから何かを掘り出す過程が面白い、と。
- 過程の中で、題材にも興味を持っていく、とも。
上の話題と関係する(かもしれない)何か
この前、家の本棚から小学生のときよく読んでいた「コペル21」なる少年少女向け科学マガジンを発見したのですが、
記憶と照らし合わせるに、実は驚くほど中身を読んでない。
まず自然関係のページを全然見てない。野外の、植物とか昆虫とかそういうの。
次に、数学関係も見てない。漫画なんだけども、ストーリーだけ覚えてて原理の説明とか何も見てない。
さらに、世界の面白ニュースみたいなページがあったんだけども、それも見てない。これははっきりつまらなかった記憶がある。
そもそも表紙の「顕微鏡で拡大してみました…さて、これは何でしょう?」な写真にも一切興味がなかった。*1
じゃあ一体何をそんなに見てたのかというと、一つは漫画の伝記。ただし、その人がどういう業績を上げたかなんて事は(やっぱり)見てない。
おさえていたのは常にストーリー=その人の人生の流れ。転機はいつだったのか、何だったのか、その時何があって、何を考えていたのか、どうしてそういう行動に出たのか、それはどういう背景があったからか…
…そんな事ばかり見てました。
あともう一つ、読者投稿のページ。屁理屈な言い訳を考えるコーナーと、効果音(台詞)指定の四コマ漫画コーナーを見ては、その発想に唸ったり、自分ならどんなものを書くかよく考えていたように思います。
…まあ、今も見る所は当時と変わらない訳ですが(爆)
*1:むしろうざったく感じていた