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synthesis

今日は国立大の願書締め切りだったそうで、なんとなく入試関係のページを見ていたらこんなものを発見したり。
6類後期入試制度変更に伴う受験者へのメッセージ
http://www.arch.titech.ac.jp/info/exam/exam.html

  • 大昔、一回取り上げたことがある(気がする)6類後期入試の変更ネタです。AとBの2コースあって、出願時に選ぶのだとか。
    • いやあ、一応この試験(6類後期)で8年間滞在しているここ(大学)に入れてもらった身としては、やっぱり気になるのですよ。
  • Bを選ぶと早稲田とか京大あたりの空間把握・空間デザインっぽい課題が出るようで。Aは社会とか環境とか公共とか、都市計画っぽいネタの小論文(従来型)。

以下引用。

前期合格者と後期Aコースの合格者は、従来通り2年次にそれまでの成績と希望により学科所属を行いますが、Bコースの合格者は2年次の学科所属の際に優先的に建築学科に入ることができます。


入学試験後期日程にBコースを新設した理由は、受験生の能力をより多角的に評価するためです。具体的には、単に絵が巧みかどうかを見るのではなく、3次元の空間把握・表現についての能力を評価するというものです。3次元の立体をイメージできること、そして自分が構想した空間のイメージを図面などで表現できるということです。それは建築について思考するための重要な能力として、私たちの学科が重視しているもののひとつです。

引用終わり。


学科所属の件も、その下の話も、納得がいきすぎて困るくらいです。

  • (1類後期のAO化のような)人を集めるためというよりは、必然性に基づいている感じで、見ていて気分がいいです。
  • 建築学科は工学系で唯一「才能がなければ触ることすら許されない何か」を内側に持っている、特殊な学科なイメージがあったりします。*1
    • 『architectureの語源はラテン語のarch(総合する)+teckon(技術)である』なんてことが建築の学科案内のまさに一行目に書いてあって、この文面を読んだのはそれこそ後期出願、8年前の今くらいか、そうでなければ学科所属、7年前の今くらいなんだけども、それが未だに、こうして今日記に書いてしまうくらい忘れられない。
    • 他の学科が「いかに今日社会で有用な技術が身につくか・身につけた技術で社会に出ていけるか」を散々喧伝する文面だったのもあり。
  • 学部3年くらいに考えていたこと:「世の中の役に立つ計算機、世の中の役に立つ材料、世の中の役に立つ機械、世の中の役に立つ公共事業、世の中の役に立つ化学工業」はすんなりわかるけど、「世の中の役に立つ建築」って何だろうか。


というわけで(ry

*1:理学系だと数学とか、物理の一部の分野とか