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systematic gap

修論発表と後期課程

修論発表会の要旨集が研究室に届く。来年のためにもぜひ見学に行きたいところだが、うちの研究室はまだ新しく、一番上がM1なので「発表するM2の先輩」がいないのだった…orz


そのうち、「博士後期課程に進む人は発表が10分長い*1」という情報を元に後期課程進学率を出してみる。
学内新聞に出ていたデータによると、この前の卒業生(=現在社会人1年目or博士1年生)の場合、うちの専攻の後期課程進学率は40%を超え、上から数えて5番以内にランクされていた模様。学部まで所属していた専攻(コース)は堂々一位で53%とかマークしていたんでそれに比べれば大したことは無いものの、十分恐ろしい。


50%超えの某専攻はまあいいとして*2、こっちはいつの間にここまで博士づいた(?)のかといぶかしがりながら、今年の卒業生の進学率を計算するに…低い。明らかに少ない。3割…いや、ぎりぎり2割切ってる?これなら全学の平均と大して変わらない…はず。*3
この事実に気がついたとき思わず嬉しそうな顔をしてしまったのは他でもない、後期課程進学率一桁*4の専攻に属する知人から、博士課程進学の(就職に関する)リスクをさんざん聞かされたことで、「博士進学率高い=将来の無職を大量養成する*5危険な専攻」というイメージが出来上がっていたからだろう。まあ、(その知人が属する)工学系専攻と(自分の属する)理学系専攻では博士課程に対する考え方も扱いも違うので、本当は何とも言えないのだけども。*6


でも、まあ、やっぱり、どこまで行っても、結局理学系は人生厳しいと思われ(ry

*1:博士に進学するための審査も兼ねているため

*2:学部3年くらいから、一部の教官に「博士まで行かないと就職無いor就職しても下っ端で終わる」などと吹き込まれるため(爆)

*3:ちなみに例の某専攻は今年も5割超えの模様。

*4:正確には修士の就職率が9割以上

*5:これは「将来の研究者を大量養成する」ことと原理的に紙一重だと思われる

*6:この前別の工学系の知人と話をしたら、その後のキャリアパスも含めて相当違うのでびっくりした。