はてなダイアリーでは「へぴゅーNT/というわけで(ry」だった何か。
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ファイナル・エボリューション

ドキュメント解析最終回

最終回という事でお題は「結論」。
講義が半分まで進んだ時に「それまでの総まとめ」としてお題の単語を全部入れ込んだ作品を書いたり、新年早々「パロディ(形式指定)*1」のお題に、過去に出された作品群と登場人物たちで新春特番24時間テレビをやったらどうなるか*2を書いた人間としては、ここで『2004年度ドキュメント解析での全お題』を含めた作品を書かずにはいられず(ry

  • お題は13個あり、順番に「人生最大の悲劇」「祭」「冬が来る前に」「R-18」「感謝」「眼鏡」「コンビニ」「ホワイト」「パロディ(形式指定)」「大人」「○」「カレー」、そして今回の「結論」。

まずは「パロディ(形式指定)」に関して、「大人になるための10の方法」の作者さん([id:hippocampus:20050113])に謝罪。パロディの「元ネタ」として形式を無断使用して申し訳ありませんでした…

  • お詫び(?)として、元作品のリンクと併せてこっちの作品を載せてみるテスト。
  • 例の作者さんが同じ班なこともあり、班内でのディスカッションの時間にどんなリアクションをするかちょっと楽しみだったというのは秘密(爆)


   結論に至るまでの十の軌跡


幼子を 連れて祭の 夜の花火 夜空の花丸 「取って」とぐずる


作文の 「大人になったら何になる」 無邪気な夢に 一喜一憂


冬の前 受験でぴりぴり 子も親も 過ぎてしまえば よい思い出


「十八に なったら絶対 免許取る」 勇む我が子を たしなめたしなめ


二十歳過ぎ ぽろりもらした 感謝の言葉 聞かぬ振りして そっと微笑む


院生の 昼飯何だと 尋ねたら コンビニ弁当 学食カレー


「休日も 研究しないと 間に合わない」 小雪舞う中 いそいそ出かけ


置き忘れ 眼鏡にふっと 悪い予感 響く呼び出し 震える声と手


親ならば 最大の悲劇は 皆同じ 信じられずに 何度も名を呼び


これだけは 尋ねたかった 逝く前に 「お前は生まれて 幸せだったか」


作者発表の時にも説明した通り、「今後に課題を残さないように」結論と言うお題が出ている以上、自分としては

  1. 過去のお題を全て、無理のないように、かつそれぞれに必然性があるように入れ込む。
  2. 過去の作品を見ていて気になった「書き手の年齢と作品の主人公の年齢差」の克服。(つまり、20代の若者がそれ以上の年齢(特に40代以降)の人間の台詞を書くときに、どこかうそ臭くなってしまうのを何とかできないか)

を目指そうとしたものの(ry*3
また、個人的に「結論」というお題に対して真っ先に「人生の結論」が思い浮かんだ*4のもあり、「20代で世を去った人間の、人生の結論とは?」を親(40代以上を想定)の立場から書くスタイルに。

  • で、慣れない短歌スタイルにうっかり「五・七・七・五・七」とか書いてたり(爆)
    • メール提出の直前に気付いて愕然としたり。
    • 例:一行目、元は「幼子を 連れて眺める 祭りの花火」…七ですって、明らかに…。

とりあえず結果としては全4班のうち2班での支持、特に出題班からの1位を頂きまして…まさにこれこそ身に余る光栄(ry*5

  • この手の「詰め込み型」の作品は受ける人と受けない人がいるのは分かっているので、作品自体の押しが弱い*6以上、「ああお題が全部入ってるな」とは思われても点を貰えるか微妙なラインだった。
  • そういう意味でも今回の結果は有難みひとしお。

*1:何かのパロディである必要があるということ(パロディについて論ずるのは禁止)

*2:24時間テレビのパロディ、という位置づけ

*3:やっぱりそう簡単には上手く行かない…

*4:先週あった、同期の訃報の影響

*5:全体としては11作品中3位(4点)

*6:言葉が少ないので薄っぺらくなりがち+情景が見えてきにくい

*7:作品の性質が違うので、比較するものじゃないという見方も(ry