remedy
どこまでもコンセプチュアル
本当は直接当該ページにコメントしたかったのだけども、既についているコメントが多すぎたのか、コメントが追加できない状態*1なので、こちらで。
http://d.hatena.ne.jp/fer-mat/20050428/p2
この記事自体は至極真っ当で、何も言う事は無い*2のですが、
その日についていたコメントでの発言が少し気になったり。
# fer-mat 『
(前略)
外国人と話さねばならない立場にある人ってどのくらいいるのですかね。渉外弁護士とか外資系企業の重役くらいじゃないですか。大体、大学に入ってから、英語に触れたのは英語の授業だけですよ。多くの人にとって別に英語なんかなくたって生きていける。むしろ英語なんかに時間を潰して概念をよりよく追求する時間を設けていないから、日本人は欧米人に劣るんです。
(後略)
』
…
ええ、私も昔はそう思ってました。
外資系企業の重役くらいじゃないかって。
学部2年くらいまでは、英語の授業以外で
英語に触れた事なんてありませんでしたしね。
…
何と言いますか、これって理系だからなんですかね?
研究するために洋書やら英語の論文読むってのは。
分野によっては学部や修士でも国際学会で発表したりっていうのは。*3
この方は法学をやられているそうなので、多分この話も(暗黙のうちに)法学部やそれに関連する学問を学ぶ学生*4について語っているのだと思うのですが…
…
そんなに、英語無しでやっていけますかね?
- 「英語を避ける」事はもちろん可能だけども、「無しで済ませる」事が出来るかというと、決してそうでは(ry
- 英語を避ける=就職する際に金輪際英語と関わらなくて済むような業種を選ぶ、か?
- そして理系の多くが一度は憧れる「研究職」は、英語が出来ないとまず(ry
あと、少し話がそれますが概念の話。
世の中、(特に「幸福」等、哲学的な)概念をきちんと理解しようという人はそうそう多くないんじゃないかと。多分。
…いちいち考えなくても、何をやってれば楽しくて、何をやってれば楽しくないかって事は本能的にある程度分かってしまうからでしょうけども。
だらだら書いてますが、一応断っておくと
自分は英語が好きな訳でも、勉強したい訳でもありません。
今流行の(謎)異文化コミュニケーションなど一切興味ないですし。
ただ、出来ないと損をする/出来れば得をする環境だから、出来るようにするまでで。
そして、世の中実はそういう「環境」に置かれている人は結構多かったりするんじゃないか、というのが自分の見解です。
…実につまらない結論になった…(爆)
*1:追記:どうやら、書きこみ禁止にされている?…全く心当たりがないので、困惑しています…。アンテナに入れた以外には特に何もしてませんし、fer-matさんのはてなダイアリーに言及するのは今回が初めて(のはず)なので、例の「ルール」にも抵触していないと思うのですが…(それとも、覚えていないだけで昔何かやらかしたのか、かなり不安)。
*2:言葉を知る事でその事物自体を分かった気になる、という、よくある論理の発展形。
*3:…理系だからというより、院生だからだと思われ(ry
*4:…学部生、と断ったほうがいいかもしれない。
*5:思索がもたらすクリエイティビティを、すぐさま「売れる」形として求める、とも