はてなダイアリーでは「へぴゅーNT/というわけで(ry」だった何か。
まとまった文章が中心。日々の短文はmb(ryにあります。

N = Nagoya

そして名古屋再び

そんな訳で関東地方に帰還したのもつかの間、所用により名古屋を訪れています。

  • 所用と言っても実のところ仕事で、せっせとホテルから前の研究室に「出勤」しているのですが。この仕事の締め切りがちょうど日本滞在最後の日に当たっているのはタイミングがいいのか悪いのか。とりあえず正月が微妙に邪魔。
  • 前から「横浜から名古屋は電車で一駅(新幹線的な意味で)」などと冗談を言っていたが、14時間のフライトのあとでは冗談抜きに「ちょっと電車乗って降りた」くらいの感覚になってしまう…。降りた先も乗った駅と変わらないデザインの改札が待ち受けていたりして、遠方感がゼロ。
  • 7ヶ月ぶりに、ここ7年間を過ごした研究室に数日滞在してみて、改めて自分の価値観やその由来を確認したり等。
    • 懐かしいというよりも、ああ、自分はこの環境から今もっている判断基準を得たんだったな、と思うことが多い。
    • 新しい環境に移ってから、自分の持っている判断基準がいわば「試される」ことしきりなのだけども、判断基準が折れたり損なわれたり、色褪せたりする方向には向かわずに、「どうやって折り合いをつけるか」に落とし込まれたのだと実感する。
    • 比喩的な表現になってしまうが、自分がこの研究室から持ち出したのは精巧かつ頑丈なメートル原器のようなもので、叩いたり投げ飛ばしたり水に漬けたり火にくべたりしても、表面に傷こそつくが原器としての役割は損なわれず、いかなる環境でもある一定の長さを正確に示すもののように思う(その長さをどう使うかはさておき)。そういう意味で、今回の久しぶりの訪問は、自分の持ち出した原器を持ち出し元にあてがい、長さが変わっていない事を確認したようなものか(実際には持ち出し元がはっきり存在しているわけではないので、少し正確さを欠く表現ではあるが)。


というわけで(ry