はてなダイアリーでは「へぴゅーNT/というわけで(ry」だった何か。
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deliverance/release

新年度あけましておめでとうございま(ry

新年度になりましたが、実はまだ次の職に移ってません。相変わらず名古屋ってます。
理由は簡単。


採用が遅かったので、4月から行こうにもビザが間に合わなかったのですよ!(泣)


そんなわけで年度めりこんでますが、数ヵ月後にはアメリ国立衛生研究所(National Institutes of Health, NIH)とかいうところに行きます。
いわゆる一つの海外ポスドクというやつです。うへえ。

  • 知ってる人は割と知っていて、激しく反応してくれる人も多いんですが、ほとんどの方が「おおっ!…で、NIHってどこだっけ…?」とかなるので、地図も貼ってみます。アメリカの右側のへりですよ。


なぜここに行くことになったのかについては大変な紆余曲折があるのですが、はっきり断っておきたいことは

  • 2009年11月13日のスパコン事業仕分けのその日まで、自分は(個人での旅行を含め)一度も海外に行きたいと思ったことはなかった。
    • 2007年に2回、国際シンポジウムに行ったのが人生での海外渡航経験のすべてで、しかも行き先は中国とスウェーデンだったのでアメリカには人生で一度も行っていない。*1
    • シンポジウムでしか海外行かない=個人旅行では一度も海外行ったことない。そもそも旅行や観光に興味がない上に、海外にはさらに関心がない。
  • 事業仕分けに対する強い反発と失望から、海外に行くことを決意した。決断するにあたってそれ以外の理由、海外への憧れや希望は一切持っていなかったし、実際に渡航が決まった今も全く持っていない。
    • つけくわえるなら、自分の分野では海外の方がものすごく研究環境が良いという話もそこまで聞かない=日本だと(事業仕分けを除けば)研究がやりにくいということもない。

ということです。

  • 間違っても、以前から海外に行きたかった人 or すでに海外に行き慣れている人とは、一緒にされたくないのですよ…。
    • むしろ海外に行きたがっている人に「なぜ海外に行きたいなんて思うんだ」と問い詰めたことすらあったり。なにせ自分の理解を超えるんだからしょうがない。
    • さらには博士の1年や2年のころ、海外を避けまくってアカデミック人生をつつがなく送れるのか頭を悩ましていた人間が、海外PDとかなんの冗談だろうか。

とまあ、なんだかんだ書きましたが、根本的に人生は予想外の方向に転んでこそ意味があると思っているので、この展開は大変よろこばしいんですけどね!ビバ想定の範囲外!!

  • 自分の中から湧き出てくる憧れや望みや期待や希望通りになってたまるかァ!というよくわからない信念が!


というわけで!!(ry

*1:採用に当たって面接の類は一切なかったので、アメリカどころか研究所そのものにも行ったことないし、ボスにすら一度もお会いしたことがない。何と恐ろしい。