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legible

論文をどこからどう読むかの話

前回の日記を書いてから1週間以上経ったわけですが、自分の中で特段心動かされるような出来事に出会わないので特段何も書かずにいます。

  • ちょこちょことイベントは起こるのですが、ここに書くまでもないとかいろいろと。
  • これが平和と言うことか!すばらしい!!

ただ、あんまり長いこと書かないでいるのもどうかと思うので、今日はこのエントリを取り上げてみます。
怠惰な研究者のための手抜きな論文の読み方 - Fine days...taky

  • id:takyさんによる「ざっと論文に目を通す時の読み方」のエントリ。アブストラクトがさりげなく3回も読まれているあたりがなんとなくツボにはまったりはまらなかったり。

で、自分は論文を読むときかなりミョーな読み方をしているようなので(修士か博士上がりたてのときに人から指摘されて初めて気づいた)、参考資料(?)としてここに書いておこうと思います。良い子のみなさまは真似しないでください。

  • あと、指摘されてから年単位で時間が経過しているのに全然直りません。


いつもの読み方:

  1. タイトルを読む
  2. 図を順に見る
  3. 図のレジェンドを読む
    • ここで十分考えて、図だけで内容を理解するよう努める。


図だけではだめだった場合、および背景知識が足りない場合:

  1. 図に対応するリザルトを読む
  2. イントロダクションの最後の段落をチェックする
    • Here we...など、やったことと結果がざっと書かれていればそれを読む
  3. コンクルージョン(あれば)を読む
    • ない場合はディスカッションの最初と最後の段落を読む


必要に応じて:

  1. メソッドを読む
  2. アブストラクトを読む


何がミョーかって、ろくに背景も読まずに図からすべてを理解しようとするところと、アブストラクトを最後の最後まで読もうとしないところです。

  • 一体なんのためのアブストラクトなのか…?
  • 一応アブストラクトを敬遠する理由はあるにはあるのですが、図の方が頭に入りやすいのと、アブストラクトは字が詰まっていて or 太文字で or 段落が少なくて読みにくいとかそんなしょーもない理由だったりします…。
    • やっぱり本文の方が圧倒的に目にやさしい(謎)


というわけで(ry